初恋~トルコ行進曲

  師走に入って一週間ほどしたころ、気になりながら行けていなかった近くの鎮守の森に行ってみました。さすがにもう紅葉の時期は終わっていましたね。木々は葉を落とし、道に散った落ち葉が風に舞い上がって、折から降り注ぐ朝の光りにきらめいていました。  せっかくカメラを持っていったので、わずかに残った秋を探してみました。 

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1枚のレコード~エリー・アメリンク

 あまり代わり映えしませんが、畑の囲いの修復終わりました。春の嵐が過ぎてもしばらく風の強い寒い日が続いて、外で作業をするには神経に触りました。まるで3月のように暖かい日と寒い日が交錯しているこのごろです。 ほとんど花が散った桜の木に蜜を求めて、メジロが来ているかと思うと 冬鳥のアトリが一羽だけ我が庭に残っています。 修復を終えて畑は夏野菜の準備に入りました。 これはトマトの畝です。 彼岸の入りの…

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雨の音

     梅雨らしく蒸し暑くなってきました。何となくだるくて、何をするにもおっくうさが先立つこのごろです。ついこの間まで、山を歩き回る自分を想像してリュックやトレッキングシューズが欲しいと思っていたのに、この前の裏山の散歩であのていたらく、今では山を歩き回る自分なんて想像できそうもありません。 もっともあれからも仕事は休まず行っておりますし、草刈りや畑の作業などもしているので、格別体調が悪いわけ…

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花のワルツ~ポータブル電蓄の思い出

   建物は新しくなリましたが、我が集落、昔の趣をまだとどめている方だと思います。家々が旧街道沿いに連なって続き、その周りは田んぼと低い山です。 山裾の方に、山肌を削った新興住宅地の屋根が散見します。田んぼは一見すると昔のままのように見えますが、10年ほど前にほ場整備事業があって、小さい畦や水路はなくなり、大きな区画の田んぼになりました。 今では集落のほとんどのお宅が会社勤めをして生計を立ててい…

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手紙

 手紙、と言うと私の世代などは、何となくときめくものを感じるのですが、パソコンや携帯のメールが当たり前になった昨今、すっかり縁遠くなってしまった気がしています。 私が若い頃は携帯電話はおろか、固定電話さえそれほど潤沢ではなくて、手紙が重要な通信手段でした。好きな人や友人からの手紙を心待ちにしていましたね。あの待つときのわくわくした思い、ときめき、白い封筒の上に綴られた青いインクの懐かしい文字、封…

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「冬の旅」

 今もあまり変わりありませんが、私が子供の頃、映画を見るには遠くの町までバスや電車に乗って行かなくてはいけませんでした。 その代わりと言っては何ですが、当時は巡回映画というのがあって、小学校や中学校の講堂や体育館に全生徒が集まって映画を見ました。教育的な映画が多かった気がしますが、中には中村錦之介主演の「織田信長」とか「宮本武蔵」などの娯楽時代劇もありましたね。  確か中学校の時、今、山田洋次監…

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