雨続きで気温も上がらない日が続いていましたが、16日は雨も上がって朝から良いお天気でした。5月に植える夏野菜の畝の準備ができていなかったので、少し湿り気味ではありましたが比較的乾いている畝に石灰を蒔いて耕しました。
16日は一日お天気良さそうだったので、作業は午後にした方が地面も乾いて良かったのですが、午後は用事があり作業は前倒しとなりました。
4月16日は山中愼介選手の8度目のタイトルマッチが、大阪府立体育館で催される日でした。前にも言いましたように彼は私の中学の同級生の息子さんなので、普段はボクシングに縁のない身なのですが、今回も去年に引き続き、仲の良い同級生10名ほどで応援に行きました。
会場の大阪府立体育館は大相撲3月場所で有名な会場です。27年3月31日までは、愛称「BODYMAKERコロシアム」 と呼ばれていたそうですが、契約切れでこの4月1日からは元の名前に戻ったそうです。
府立体育館に入るのは初めてのことです。
入ってみると、去年の大阪城ホールに比べるとコンパクトで2階席からでもリングがずいぶん近くに見えました。大阪城ホールが16,000人収容、府立体育館は3,000人あまりだそうです。
タイトルマッチに先立って、この日はもう一つの注目の組み合わせ、辰吉丈一郎の次男、辰吉寿以輝選手のプロビュー戦も組まれていました。
白いトランクスが辰吉寿以輝選手。立ち上がりは、さすがに少し硬さが見られましたが・・・
右ストレートがヒット。
結局、寿以輝選手のノックアウト勝ち、大事なプロ初戦をノックアウト勝ちしてほっとしているように見えます。
その後も何戦かあって、8時、いよいよ本日のメインイベント、WBC世界バンタム級タイトルマッチ12Round、山中愼介対ディエゴ・サンティリャンです。TV放映もあります。
対戦相手のディエゴ・サンティリャン選手はアルゼンチン出身で27歳、同級7位で現在23戦無敗、15KOだそうです。「幽霊」と言うあだ名があるらしくて、なんとなく不気味です。
赤コーナーからいよいよ山中チャンピオンが登場です。会場一体がものすごい歓声に包まれて、いつも感じることですが挑戦者は完璧なアウェ、気の毒なくらいですが異国ではしかたありませんね。もちろん彼の紹介にも申し訳程度、拍手はありましたが。
今回は、NikonV1 2とマウントアダプタに300ミリ望遠を付け満を持してのスタンバイです。
立ち上がりは、両者見合いが多く、チャンピオンは少しずつ間合いを詰めて、獲物を狙うように虎視眈々とチャンスをうかがっているように見えます。
回が進むにつれ、対戦前の予想に反して、チャンピオンと挑戦者の間にはかなり実力差がある事が分かってきました。試合は、終始チャンピオンがリードしていて挑戦者はチャンピオンの左を恐れているように見えました。
ラウンドガールのお嬢さんもバッチリと行きたい所ですが、全体に少しぼやけ気味です。
今回の相手には、右のジャブもけっこうヒットしていました。
5ラウンドを過ぎると、興味はチャンピオンが何時倒すかだけになりました。私は7回と予想したのですが、やはり7回が始まって間もなく、チャンピオンの左が挑戦者の顔面にヒットして彼は尻餅をつき起き上がれませんでした。
勝利の瞬間、皆総立ちになってしまい、落ち着いて写真を撮れませんでした。もっとも私も興奮してましたが。
ベルトと愛息、愛娘を抱いて、笑顔のチャンピオン
試合が終わると、私たちは試合前の心配はどこへやら、チャンピオンの勝利を口々に喜び合い、彼の父親の心情を思って、我がことのように安堵するのでした。そして、それからは今度は私たちのメインイベント、祝勝会と称して、大阪の夜の街に繰り出したのでした。
有名な法善寺横丁でしょうか、奥に夫婦善哉の文字も見えます。この奥に水掛不動があるのでしょうか。
くいだおれ太郎、店も人形も中国人の手に落ちたそうですね。
道頓堀川です。
大阪の夜は深く長く続きます。私たち還暦過ぎの老人たちのグループは、都会の夜、消えないネオンサインに刺激を受けながら、負けじとその森の奥深くに分け入ったのでした。
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